第3図 御狩獸歌 中皇命(0003)
第3図 御狩獸歌 中皇命(0003)
やすみしし わが大王の 朝には とり撫でたまひ 夕には い依り立たしし 御執の 梓弓の 長はずの 音すなり 朝狩に 今立たすらし 暮狩に 今立たすらし 御執の 梓弓の 長はずの 音すなり
天皇が5月の野山で狩り(薬として動物の内臓や薬草を採るための行事)をしたときの歌。
図は、「皇太子が薬草が生い茂る野を行き来しているのを野の番人が見るではありませんか。そんなに袖を振ったりして、、、。」と額田王が詠んだ歌による。